腰痛【急性腰痛】

 まず最初にインフォームド・コンセントにつての概念です。インフォームド・コンセン( informed consent)とは、「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意する概念」つまり行う治療術式、方法、危険性、治療効果、又は代替治療、副作用や成功率、費用、予後など、正確な情報を得ることを要求出来ますし、与えなければなりません。

 

 一般に販売されている「家庭の医学」などの腰痛の原因を読むと、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症、骨粗鬆症などに起因するものが主であり・・・・

 

 本当でしょうか。正しい情報では無いと考えます。
実際に日頃から治療を行い、2日~3日で60%の治癒率を上げている者の視点からは、
まったく嘘ごとのように思えます。なぜならば、すべての腰痛患者はX線撮影を行いますが、X線撮影で原因を確定した事例がほとんど無いことです。
 そして、その後の治療は、痛止めと湿布剤の処方です。間違っても痛止めや湿布剤で椎間板ヘルニアや変形性脊椎症が治るとは考えていないでしょう。
まして骨粗鬆症が腰痛を起こす等と考える医師はいないでしょう。

 

 背骨に原因があるものとして、限定すると椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・すべり症等が考えられます。
 又、内蔵に起因する痛みでは、腎臓結石・尿管結石・大動脈瘤・婦人科の病気・悪性腫瘍等が考えられます。

 

 では、本当の原因【最も多い・一般的】ものは
筋性疲労・硬縮による腰筋群の捻挫が大部分を占めています。筋肉の障害ですから鍼治療で早く治るのです。1回の治療で軽癒される方が半数もいる事実がこの事の正しさを物語っています。

 

 では、他の原因は無いのか?
慢性症に移行される腰痛には、内蔵起因されるもの。精神的ストレスによるもの。腫瘍やカリエス等のものがあります。
 患者さんは、血液検査を始めとして多くの検査を受けていますので、この様な病気による原因はない場合が普通です。

 

 腰痛の場合はまず筋肉を疑い、筋肉の治療を行うべきです。
ストレッチや運動等が効果をもたらす場合もありますが急性期には行わず、冷湿布や氷で冷やします。温泉やお風呂は、急性期には禁忌です。

 

姿勢制御をした鍼治療が最も有効です。一度お試しあればと思います。